政治経済を受験科目に選んでいると、必ずついて回るのが時事問題です。
センター試験では約10点分、大学の入試でも配点は低いものの、
ほぼ必ず何かしら時事問題は出てくるので、
果たしてどこまで対策するか?が疑問な所だと思います。
ですが、結論として、政治経済の時事問題の勉強にはあまり時間を割いてはいけません!
その理由を解説します。
センター試験では約10点分、大学の入試でも配点は低いものの、
ほぼ必ず何かしら時事問題は出てくるので、
果たしてどこまで対策するか?が疑問な所だと思います。
ですが、結論として、政治経済の時事問題の勉強にはあまり時間を割いてはいけません!
その理由を解説します。
時事問題は範囲が広すぎる
まず、時事問題と言うのは、言わばその年に放送されたニュース。
今年であれば、トランプ大統領の就任だとか、シャープが買収されるだとか…
とにかく、時事問題は配点の割に出題範囲が広いのが厄介です。
ニュースなんて日々色々な出来事が起こっている訳だし、
まして政治・経済なんて毎日すったもんだな感じじゃないですか。
そんな中で、あれもこれもと勉強していたら、全く時間が足りませんよ。
他の頻出問題を覚える方に時間を費やしてください。
時事問題に過去問は無い
政治経済の時事問題は出題範囲が広い上に、
勉強する分野に当たりを付ける為の過去問もありません。
時事を扱っているんだから当然ですが。
広い出題範囲の中で、どこを勉強して良いかも分からない中で
手探りで時間をかけて勉強をするのは非効率です。
他の受験生も結局解けない
きちんと政治経済の偏差値を上げている受験生達は、
実は上記のことを良く理解しています。
つまり彼らは時事問題の勉強は積極的におろそかにして、
他の頻出単元をしっかりと勉強をしているという事です。
逆に言えば、彼らも時事問題の正答率は低いんです。
だから、あなたが時事問題を解けようが解けまいが、
他の合格ラインにいるライバルとの差はあまり付かないんですよ。
それよりも、いかに取れる問題を取りこぼさないか…
つまり、頻出単元をキッチリ正解できるかが合格のカギなんです。
余談ですが、早稲田と慶應は時事問題がエグいです。
どの学部も重箱の隅を突くような時事問題が多く、
正答率は非常に低いと言います。
結局そんなもんなんです。
正答率の低い問題に対して、時間をかけないようにしましょう。