大学受験における予習は、予備校での講義等を除いて、
要するに「問題演習」ということです。
あらかじめ出題されるものに対して備えておく、
ということですね。
復習の欄でも触れましたが、問題文は基本的に
分からなかった部分などにマーカーをして、
それをファイルにまとめてアーカイブをするように、
「復習をすること前提で」
やることを忘れないでください。
予習は学んだ時点、出題された時点で
理解を早めたり深めたり出来るようにするためのものなので、
復習の補助的役割という事もできます。
ただし、予習をするにあたっては、
今まで勉強してきたことをしっかり押さえた上で
望んで欲しいと思います。
今までの学習に+αを付けようとしているんですから、
今までのものがあやふやな状態で知識をつけ足しても
こんがらがってしまうだけですからね。
なお、政経の時事問題について。
これはどこまでやるか、という問題もありますが、
基本的に「使うテキストは最新のものを使う」
という事をしておけば大丈夫かと思います。
「畠山~」なんかのテキストであれば、
最新の時事についても触れてくれます。
もちろんそれだけじゃ事足らないので、
毎日ニュースやニュースサイトは見るようにして、
主要なトピックの政治・経済的動向は把握しておきましょう。
例えば、2014 年 7 月時点であれば、
・ロシアとウクライナがなぜ対立しているか?
・TPP の意義、背景と問題点
・集団的自衛権をめぐる憲法解釈の変更点
この辺りがトピックになりそうでしょうか。
とにかく、ニュースやニュースサイトで
良く見るトピックについては追っかけていきましょう。
時事は基本的に配点が低く、正答率も高くないので
そこまで力は入れなくて大丈夫です。
他人と差を付けるために、余裕があれば
勉強してみてください。