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現代文が得意になる裏技「順接の後の文章を読み込む」

現代文って、日本語なのに固い文章で何が書いてあるのかよく分かりませんよね。
それゆえに、現代文に苦手意識を持つ受験生は少なくありません。

しかし、現代文は慣れてしまえば一気に文章の意味が分かるようになり、
問題もスラスラ解けるようになってくる科目です。
文系学部志望の人は、絶対諦めてはいけません。


現代文の固い文章に慣れる為には、たくさん問題演習をこなすこと。
ですが、それは時間もかかるし、分からない最初のうちは苦痛だと思います。

そこで役に立つのが「裏技を先に知っておく」ということです。
今回は、その裏技の一つを紹介します。

順接の後の文章を読め!

順接とは、「だから」「なので」「すなわち」「つまり」「したがって」という言葉です。
今までの文章を受けて、その順接の後に同じ意味の文章を繋げるものです。

つまり(これも順接)、今まで話してきたことを、分かりやすく要約する機能があります。


↑の文章で言うと、「つまり」で前の言葉を後の言葉でわかりやすく説明しています。
なので、文章の構成としては「順接とは、今まで話してきたことを、分かりやすく要約する」という事になります。


これを知っているとどうなるかと言うと…
実は、これが問題文の答えになる事がとても多いんです。

実際の問題文では、こういう感じで出てきます。

問題文:Aの提唱した「この概念」とはどういったものか。1~5のうち正しいものを一つ選べ。
⇒この選択肢の中で一つ、順接の後に続く文章が正解になっているものが多くあります。


まぁ、順接の後の文章がそのまま正解の選択肢になるというのは簡単。
なので、大学の難易度が上がると、出題の仕方も変わるので注意が必要です。

例えば、順接の後の文章を「ちょっと」変えて、ひっかけ回答にしたり。
「1~5のうちから、正しいものを全て選べ」となっていたり。
上位国立ともなると、上にあげた問題文の答えが分かっていることを前提に、さらに問いかけをしてくる(しかも記述式で回答)ので、正確な読解力が必要になってきます。


これも言い換えれば、「どんなレベルの大学でも、この裏技が通用する」ということです。

なぜそうなるかと言うと、言葉の持つ性質上、順接というのは大事だからです。
「今まで色々話してきたことをまとめる」と言うのは、必要だから、そして相手に分かってもらいたいから、話をまとめるわけですよね。
つまり、順接の後に続くのは「わかりやすくて、しかも重要な」言葉であるわけです。


これが分かっていれば、現代文に慣れるスピードは急に早くなるはずです。
意識して「つまり」「だから」「すなわち」等の順接を探してみてください。