さて、もう一つ、単語と並行として
やっておきたいものもあります。
それは、文法・語法です。
文法と語法は、英語を読めるようになるために
欠かせないポイントです。
また、独立した穴埋め問題も出てくるため、
点の稼ぎ所(落とせない基礎問題)にもなります。
あまり文法が得意でない人は、
まずは初級者用の簡単な文法テキストを使い、
基本的な英文法を学んでいきましょう。
私が使っていたテキストは、代ゼミ講師が書いた
仲本の英文法倶楽部です。
要点が絞られていて分かりやすく、
最初の学習にはピッタリです。
しかも、文章がギャグ調の講義形式なので、
堅苦しさもなく楽しみながら勉強できます。
その他、辞書替わりに使う最強の文法テキスト
総合英語 Forest も持っておくと良いです。
どうしても仲本~を終えるだけだと不足する単元が
出てくるので、読解の勉強に入った時に
分からない文法が出てきた時は、Forest を使って
かなり詳しい解説をじっくり読み解けばバッチリです。
文法で必ず押さえておきたいのは、
不定詞・動名詞・関係詞・仮定法・倒置などです。
この辺りは読解にも深く関わってくるうえ、
穴埋め問題でも頻出する鉄板ジャンルです。
特に、関係詞については、
that だの what だの訳が分からないと思いますが、
これが理解できなければ、英語は読めません。
文法では一番の踏ん張りどころですが、
これは読解の時にしっかり覚えるのが良いでしょう。
語法は上記の文法テキストを勉強していると
自然に身に付く他、読解の勉強でも身に付きます。
単独でガッツリやるほどの分量はないので、
読解まである程度こなしてきたら、
文法問題集を使って穴埋めにチャレンジすると良いです。
文法の問題集は、全解説頻出英文法・語法問題 1000
の良く出る問題をこなすだけで大丈夫です。
問題数がかなりあるので、これ一冊で
早慶や国立を受けるのにも使えます。