①現代文
現代文も基本的には読解中心なので、
復習よりも予習がメインになります。
「田村のやさしく~」等の読解用テキストは、
前回分+今回分という形で二周するくらいで大丈夫です。
後はどんどん問題を解いていけばいいですが、
これも英長文と同じく、解いた問題はコピーを取り、
分からなかった単語、読みづらい文章、答えになる文章、
そして接続詞(だから、しかし、つまり、等)に印をつけて、
ファイルにまとめてアーカイブしましょう。
しかし、そのアーカイブを復習するタイミングが
ちょっとだけ違います。
現代文も、読解のほかに「単語」をやらなきゃいけません。
「概念」とか「パラドックス」とかの意味を知る事です。
専門の単語帳・参考書があるので、
それも他の単語帳と同じやり方で3周ほどしていきます。
そして、単語が理解できた段階で、
もう一度アーカイブされた文章を読み直すんです。
すると、実際に接続詞がどういう働きをしているか、
頻出単語が文中でどういう役割を果たしているか、
実際によく分かって深い記憶につながります。
⑥古文・漢文
古文・漢文は英語と似ています。
メインになるのは文法・読解のテキストなので、
英語と同じ形でやれば良いと思います。
単語帳も同じような形でやっていけば良いですが、
こちらはより本文の中で覚えることを意識して下さい。
なぜかというと、古文は活用が複雑なため、
単語を丸暗記するだけじゃ対処できないからです。
古文も問題演習をしたものはアーカイブしましょう。
問題文には、省略された言葉も入れると良いでしょう。
また、古文・漢文で必要になってくるのは
「時代背景・作品の背景」を知ることです。
大体、出題される作品は似通っており、
「徒然草」など、知っている作品からの出題も
珍しくはありません。
なので、テキストや過去問で頻繁に取り上げられる
作品については、その背景を調べるのも予習・復習になります。