偏差値30台からMARCHに合格!人生を変える勉強術

偏差値30台の底辺高校から現役でMARCHに合格した勉強法を伝授します。

勉強中は森を見てから木を見ろ

ヨロシク仮面ダッツノウ!今回もひとつヨロシク!



「木を見て森を見ず」

ということわざを知っていますか?


細かいことばかりに気を取られ、全体まで目が行かない

という意味の言葉です。


つまり、

木=細かいこと、すぐ目の前に見えること

森=木の先に見える全体像
であると言う事が出来ます。


これを受験勉強に当てはめてみると、

木=今やっている or やろうとしている単元

森=最終的な到達点、志望校の問題



ということも言えます。


これから受験勉強を始めるあなたは、

もしかしたらこんな経験があるかも知れません。



自分が行きたい大学の過去問を見たものの、

何もかも分からず、頭が痛くなってしまう。



「英語なんて一文でもまともに読めないのに、

800語もある長文が二問も出てくるなんて…」

と絶望し、受験を投げ出してしまう。



私も同じ経験をしたことがあります。

当時偏差値が40すらなかった私は、

どの科目を見ても訳が分からず途方にくれました。



当然受験が嫌になってしまって、

それから数日はやる気が出ませんでした。



ですが、それは必要な痛みなんです。


最初に志望校の過去問を見ておくことで、

その大学の難易度が分かり、傾向と対策を考えて

最短距離の勉強が可能になるからです。



とは言っても、やっぱり最初は刺激が強いもの。

やる気が無くなってしまっては元も子もありません。



そこで必要になるのが、木を見ることです。

つまり、今やるべき勉強だけを考えるんです。

志望校の長文問題を解けるようになるには、

単語を覚え、文法・語法を覚え、一文一文を

正確に読解できる力を付けることが必要です。



そのため、まず最初に何に取り組むか?

という事を考え、勉強を始めるだけでいいんです。


こうすれば、だんだんと勉強のやる気も

戻ってくるはずです。


何と言ったって、訳の分からない長文を

じっと見続けて解こうとするよりも、

その日学ぶべき単語をこなせばOKですからね。


その日その日の積み重ねだけを考えることで、

自分が今越えられるだけのハードルが

毎日用意され、飛び越えて進むことが出来ます。


偏差値50もない勉強スタート期にも関わらず、

早慶やMARCHの過去問にいきなり挑もうとするのは

ハードルが高すぎて、なかなか前に進めません。


あくせくしていくうちに、他の人は毎日

越えられるだけのハードルを用意して、

日進月歩で少しずつ進んでいるんです。


森だけを見てしまっていては、

やる気も効率も上がらず、すぐに受験勉強が

嫌になって投げ出すことになってしまいます。



どんなに難しい大学に行く人だって、

毎日の積み重ねがあってこそ、難しい問題に

対応でき、合格することができるんです。





これまでは森を見てから木を見るという事を

お話してきましたが、逆に「木を見て森を見ず」

状態だったらどうなるでしょうか?



実は、この場合でも、

勉強のやる気が上がらず、効率も悪いばかりという状態になってしまうんです。


森を見ないということは、志望校をろくに決めない

という事です。



志望校が無ければ、自分がどのレベルまで

到達したいかが決まらず、勉強スケジュールを

上手に立てる事が出来ません。




また、その大学に受かるための最後の追い込みが

掛けられず、合格率もグッと下がってしまいます。



そして何より、漠然と勉強を続けるだけなんて

あなたは耐えられますか?
あなたが勉強大好きで、ひたすら机に向かって

ガリガリやっていたいのなら話は別ですが…



普通だったら、まずやる気をなくしてしまい、

受験勉強をほっぽり出してしまうでしょうね。



人間は目的・目標を持つからこそ、

行動に対してやる気が起きるんです。


本田圭佑が世界的プレーヤーになれたのは、

幼い頃から「プロになる」という高い目標を持って

そのために練習にひたすら励んでいたからです。


もし趣味がてらサッカーをやっているだけだったら、

彼の名を知る人はごくわずかで終わっていたでしょう。



カイジがギャンブルをやっている時以外は

くぐもった、退屈なクズ暮らしをしてしまうのも、

人生に目的が持てずフラフラしているからです。



つまり、あなたの勉強のやる気を出すためにも、

最初に志望校という目標は定めないといけません。
まあ、「どこの大学に行きたい」という想いは

多くの人が持っているので大丈夫だとは思いますが…



という訳で、大学受験をするにあたっては、


・木を見て森を見ず

・森を見て木を見ず



ということは禁物なんです。


しっかりと森=志望校を決めて目標を設定し、

自分の到達点とそれに対するアプローチを把握して、

それに従って勉強スケジュールを立てましょう。



そして、そのスケジュールに沿って、

その日々の、目の前の木=勉強する単元を

ただこなしていけばいいんです。



大学受験の高すぎるハードルに嫌気を覚えたり、

目標なく嫌々勉強を続ける毎日を過ごしたり、

非効率な勉強を無駄に続けたり、




そんな日々は過ごしたくないですよね?
受験勉強では、

「まず森を見て、木を見る」



という事を覚えておきましょうね!