あなたは模試をどのようなものと捉えていますか?
この意識次第で学力の伸び方はだいぶ違ってきます。
はっきり言って、模試に本気になれない受験生は本番で負けます。
なぜ模試に本気になって欲しいのかというと、
模試というのは数少ない実践できる機会だからです。
過去問をといて分かることは自分の出来不出来だけです。
しかし、模試は成績が細かく出るうえに
全国の自分のライバルと比較することができます。
これが模試の一番メリットとも言えます。
自分が相対的にどのランクにいるのか
分かる機会は模試にしかありません。
相対的評価というのは入試の本番と一緒です。
また大手予備校の評価の精度も、
長年のデータから導きだされた有効性の高いものなので
模試でいい成績を出すことができれば
十分入試の本番でもいい成績を修められる可能性がでてきます。
これは自信にも繋がりますし、
何より親や先生を安心させることができます。
親や先生はあなたの受験勉強のことを本気で心配しています。
安心してもらうためには結果を見せるしかありません。
「模試は本番」と思って、模試の前は自分を追いつめて勉強してください。
夏と秋の模試で2回、あなたは試験の本番までに
『試験本番前』のような期間を得ることができます。
よく『試験の直前に一気に成績が伸びた』というような受験生がいます。
これは試験の直前に危機感をもって集中して勉強に取り組めたからです。
『入試はまだ先』なんて思わずにいることが大切です。