偏差値30台からMARCHに合格!人生を変える勉強術

偏差値30台の底辺高校から現役でMARCHに合格した勉強法を伝授します。

MARCHに合格できる、現代文の勉強方法を暴露します

現代文では、主に誰かが書いた論文がテーマとなり、
そこに文章を理解できているかを問う問題が
設定されているケースがほとんどです。
(論文以外にも小説や随筆が出ますが、まれです)


論文は普段読む文章に比べて、固くて言葉が難しく、
また普段は触れない内容が多いため、
勉強しないとなかなか取っ付き辛く、点数が取れません。

そのため、まずは論文の読み方について
知っておく必要があります。


最初に、現代文の入門テキストとして
田村のやさしく語る現代文を使って、
基本的な論文の読み方を知っておきましょう。

このテキストは、薄くて解説も簡単で分かりやすい。

それでいて現代文に大切なエッセンスが
凝縮されていて、非常に早いスピードで
現代文に慣れることができます。

文章を読みながら授業形式で進む本ですが、
高校の授業を聞くより 10 倍速く力になります。

実際、私はこの本を読み終えただけで、
模試で自信をもって解答できる問題が増え、
一気に偏差値が 10 以上アップしました。


田村~を2,3周繰り返し読み終えたら、
次からはどんどん文章に触れていきましょう。

これも名著と言われて長い参考書ですが、
大手予備校の河合塾が出版した
入試現代文へのアクセスが素晴らしいです。

例題が数多く掲載されており、解説も丁寧なので、
田村~で学んだことのアウトプットとして、
どんどん読み進め、問題を解いていきましょう。

さらに、発展編・完成編と続いていくので、
それぞれ 2,3 周してマスターしたら次のレベルに
移っていきましょう。


また、文章を何題か解いていくと、
分からない単語が色々出てくると思います。

「概念」と「観念」の違いなど、色々です。

それを知らないと解けない問題や、
意味を理解できない問題も多いため、
不安に感じる人は単語テキスト(ことばはちからダ!等)
も合わせてやると良いと思います。


それが終わったら、後は赤本などで
実際の問題をどんどん解いてみましょう。

後は本番で落ち着いて実力を出すだけです!

現代文は上記の通り、
読み方を学ぶ>問題に触れる>解説を読んで理解する
という順番で勉強していくことになります。

最初に読み方を学んだら、後はひたすら
問題に触れ、解説を読むことを繰り返しましょう。

数を重ねるたびに、早く精確に解けるようになります。


しかし、現代文というのは、
やはり最初は読んでいて疲れると思います。

論文はやたら意味が分かり辛くて、内容も
自分とはかけ離れていてなんだか取っ付き辛い。

それでいて、設問自体もややこしく、
最初のうちは解いているだけで頭が痛くなりますね。


「簡単に答えが分かる裏ワザとか無いのかな…」

と考えているあなたに、朗報があります。

その裏ワザは、バッチリ存在します。

これを知るだけで、
あなたは現代文の成績が飛躍的にアップします。

「読むポイント」が分かり、早く解けるようになります。
論理の構造を正しく理解でき、応用力が付きます。
そして、現代文に対する苦手意識が無くなります。
現代文が得意な人は、このテクニックを知っています。


その方法とは一体何なのか?

単純明快です。


「だから」「つまり」「なぜなら」といった
いわゆる「順接」と、

「しかし」「だが」けれども」といった
いわゆる「逆接」の、

それぞれ後に続く文章を読めばいいんです。


たったこれだけです。

「なぜ?」と思った方に、そのカラクリを公開します。

下の文章を見てみてください。


「孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル
なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです」

だが断る この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ」


この文章に対して、設問では良くこう聞かれます。

問1.孫がヴェルタースオリジナルを貰ったのはなぜか。
問2.岸部露伴はなぜ噴上裕也の交渉を断ったのか。


実際はもう少し難しい問題が多いですが、
根本は変わりません。

ちなみに上の答えは、

問1.彼もまた、特別な存在だからです。
問2.岸部露伴が最も好きな事~断ってやる事だ

となります。いずれも「なぜなら」「だが」という
順接・逆接の後が答えになりますね。


なぜこんな問題が多く出るのかというと、

順接は「A だから B である」が成り立つため、
今まで文章で言ってきたことのまとめを行う

逆接は「A ではなく B である」という事なので、
今までに無い、強調したい重要事実を表す

という性質があるからなんです。


日本語は母国語なので、
我々は普段、あまり深く考える事がありません。

しかし、ちょっと考えると分かると思います。

文章のまとめをわざわざするという事は、
今までの主張を読者に分かって欲しいからです。

当たり前と思われている事をわざわざ持ち出して
それを否定しながら言った方が、
大切で伝えなきゃならない事は伝わるんです。


こうした著者の気持ちがあるからこそ、
現代文でもこれがカギになるんですね。

どんなに難しい現代文だって、
「順接」と「逆接」をしっかり追えていれば、
論文の構成が分かって全体が頭に入るようになり、
どんな設問にも対応できるようになります。

論文の「読むべき箇所」が分かるので、
解答時間が短縮でき、本番での時間切れを防げます。

英語や古文などの読解問題でも共通して使える
一貫した強い論理力を手に入れることができます。


順接や逆接に関連しますが、
現代文ではよく「言葉の言い換え」が問題になります。

文中で頻発される「概念」は、
果たしてどういう意味を持っているんだろうか?

そういったところが本当に良く出題されます。


文中では、かいつまむとこんな感じで出てきます。

「A が提唱したその概念は、B という考えに基づく」
「B の考えから派生して C が生まれ、
その C に関する論を提唱する学者が現れた。A もその一人であった」

ちょっと分かりづらいかもしれませんが…

これはつまり、

・”A”は”B”という考えに基づいた”その概念”を提唱した
・”A”は”B”の考えから派生した”C”を提唱した学者の一人である

ということから、

「その概念」とは何を指すか。という問題が出た時に、
答えは”C である”という事が分かります。


実際にこういった形の出題は非常に多く、
このパターンは覚えておくべきです。

こういった解法パターンについては、
ゴロゴ等の参考書もあるので、単語テキストと
一緒に学ぶのもオススメです。


現代文の勉強をしていくと、
実は今まで読み辛くてたまらなかった新聞も、
だいぶスラスラと読めるようになってきます。

これは自分が難しい、論文やビジネス用の文章にも
対応できるようになった証拠です。

実際、大学に入ると、推薦などで入った学生と
一般入試の学生とで差が出やすいのが、
レポート(自分で書く簡単な小論文)
の質だと言われています。


推薦で入った多くの学生は、残念ながら受験生より
現代文に触れている時間が少ないので、
その分論理的な、綺麗な文章を書ける学生が
少なくなってしまうんです。

推薦は良くない、という訳ではないですが、
一般入試で現代文をこなした学生は
綺麗な文章を書けるようになり、

就職活動でも、はたまた社会に出てからでも
評価される力を身に着けることができます。


あなたも将来、難しい文章を読んで理解でき、
綺麗で筋の通った文章やスピーチを残せる大人に
なるために、これから現代文を学んでみませんか?

たった1年足らずの受験勉強で、
これから先何十年と使える
一生モノの能力が手に入ります。

超お得ですね!


ぜひ、この記事を参考にして、
現代文をマスターしましょう!